wildcatsの日記

赤羽在住でIT関係の会社の社長やってます。

始めから計算通りに事が進むなんて考えないほうが良い。

親しい周りの人には常に言っていることなんですが
計算というのはその場のコンテキストからはじき出される(時には皮算用も含む)ことなのだから
そのコンテキストが維持されない限り計算通りに行くということを考えないほうが良い。


とは言え人間は悲しいもので計算を立ててしまうと
コンテキストが維持できていないにも関わらず
現実を無理に計算へ合わせようとしてしまう性質が(少なからず)あるのだと思う。
特に日ごろから計算どおりに結果を出すコンピュータを扱っている
IT系の人に多い性質なのかもしれない。


今日の新聞にヤンキース松井の言葉が載っていたので紹介する。


生きるというのは成功を続けることじゃない。
生きるというのは失敗や苦難を乗り越える力のことを言うのじゃないでしょうか。
現実を直視し失敗を生かすことによって未来につなげられるようにすること。
これは人間にしか与えられていない力なのだと思う。