wildcatsの日記

赤羽在住でIT関係の会社の社長やってます。

「使えない人間などいない」について

世の中には「使える人間」と「使えない人間」がいると私は思う。
チームの目指しているゴールから見て「使える人間」と「使えない人間」に分かれるのではないか?
裏を返すと「使える」or「使えない」と言うのは判断する側からの主観である。
コンテキストが異なれば「使える人間」なのかもしれないけど
今回は使えないと言うケースはよくある話だと思う。


もし「チームの視点」に立って「役に立たない」人間がいるのであれば
・「その事実を許容して仕事を続けられるようにチームが何らかの努力をするか?」
・「その事実をチームは許容できないので続けられないのか?」
のどちらかになると思う。
APMアジャイルプロジェクトマネジメント)で書かれている規約遵守作業へ配置と言うのも一つの方法だと思う。


もちろんケースバイケース(モチベーションの問題など)にもよるとは思うけど
「使えない人間などいない」と決め付けるのはいかがなものか。
その本人が目指しているのとチームが違う方向を向いているのであれば
当人と話し合ってお互いの方向性を確認して何らかの方策を合意する事も
時には必要なことではないか?


私は人を「使えない」と判断し何らかの対処を施すことで
チームが目指しているゴールに対して前向きな成果が産まれるか否かがポイントであると考える。
ちなみに世の中の人で「おめーバカじゃないの?」と相手に言うことで
「相手が変わる」や「成果を上げられる」と考えているお気の毒な人も多いようだ。


と言うかそもそも「なぜ、その使えないと思われる人がプロジェクトに参画したのか?」を
考えるほうが改善に繋がると思う。