wildcatsの日記

赤羽在住でIT関係の会社の社長やってます。

選択と集中

上の打ち合わせの後にチームのメンバと3時間ほど喫茶店で打ち合わせました。
コーヒー一杯で3時間も粘ってしまい申し訳ない。 > 喫茶店


メンバから言われたのは私達の事業部では
ラクティスの選択と集中が行えていないと言う話でした。
XPやクリスタルやSCRUMやFDDLSDアジャイルエコ開発という
タグ付けされた方法論を何も考えずにそのまま用いるのではなく
そこで書かれているプラクティスをベースに自社で仕事を行う際に
最低限必要なプラクティスを選択してみてはどうか?と言う話です。


うちの会社ではリテラシの高いビジネスを行える状況ではなく
正直にどういう状況であれ「何でも仕事をやる」と言う状態だったのですが
確かに「何でも仕事をやる」では自分達の事業目標や将来の目的に対して
何も考えておらず受身な姿勢だと思いました。


確かに選択と集中を徹底的に行うことによって
エンドユーザの求める協力会社と言う選択基準から除外されてしまう可能性がある一方で
教育を行うプロセスなどを明確化できるなどの効果があると思います。


この話を聞いてXPの白本の第2版でケント・べックが

  • 絶対に行うこと
  • チームの成熟度が高くなれば行ったほうが良い

とプラクティスを分けていた話を思い出したのですが
確かにチームの成熟度が高くなければ適用できないプラクティスがあると考えると
現段階で組織的に適用できるプロセスとできないプロセスを明確化することには
自分達としてとても意義があると考えました。